2010年05月27日
Avail:カルカッタ51XT(マイクロキャストスプール)
以前、O/Hにだしたカルカッタ51XTであるがその出番もなく、ワカサギ用に転用を考えていた。
そんな中、ベイトフィネスなる言葉が流行りだし、光明がでてきた。
Basser誌では、この手のリールにありがちなギヤ比の低さが問題視されていたものの、私レベルの経験値ではあまり気にならないことから、ちょいとチューニングして何とか使える状態に持って行けないものかと。
そんなわけで、Availさんのマイクロキャストスプール仕様(マグ)とZPIのカーボンハンドルで軽量化を図り、自分のやる気を少し引き出してみたりして。
まずはノーマル状態の体重測定から。
その前に、このカルカッタはメカニカルブレーキのベアリングを抜いてあります。
ふと、覗いたブログに「なるほど」と感銘を受けたので早速お試しというわけです。
体重測定を始める前に分解してしまっていたので、慌てて部品を集めて測定。
ノーマルは191gでした。
今回のメインはスプールなので、純正スプールの重量を測定。
これは、SVSを取り外した状態での重量。
ちなみにSVS単体の重量は2g(ブレーキなし)でした。
続いて、Availさんのマイクロキャストスプールの重量は...
9g。
ノーマルスプールより5gの軽量化。このスプールの軽さはちょっと期待できそう。
最終的にZPIのカーボンハンドルと合わせて186gにまで、シェイプアップ。
5gの軽量化に成功。
実際にはこの5gというのは、体感できない重量かもしれんがスプールの軽さ+マグは、その気にさせる。
で、実際に先日北緯40度の釣りで、それを実感。
スプールを回転させた状態では、「?」という感じで、ノーマルのメカニカルブレーキのような軽快な回転は見られないものの、キャストフィールは間違いなく向上。
使ったリグは、HL-Z 671MLFB-ST スモールプラグスペシャルとFCスナイパーBMSの8ポンドで、それに0.8gのパレットシンカーに5インチカットテイル。
サンライン(SUNLINE) 新 FCスナイパー BMS 150m 8lb
このマーカーはなかなかイイです。
肉眼より偏光レンズ越しに見てください。
老眼の始まった目には優しいです。
ザップ タングステン バレット
しかし、Basserに書いてあったとおり、やっぱり5:1というギア比の低さが、手返しの悪さに影響することを実感。
コンクエストあたりなら、6.2:1だからもう少し手返しがいいのかもしれないけど、実はPX68を・・・(続くかも)